代表取締役社長
三柴 晶子
皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、王子イメージングメディア株式会社の代表取締役社長を拝命いたしました。微力ではございますが、社業のさらなる発展と社会への一層の貢献に向け、全力で取り組む所存でございますので、何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
当社は、王子グループ機能材カンパニーの中核企業として、感熱紙・インクジェット用紙をはじめとする各種記録メディアを取り扱っております。感熱紙は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのレシート、領収書、チケット、ラベルなど多岐にわたり、日常生活に深く根差した重要な媒体です。メンテナンス性に優れ、その場で確実に情報を提供できる特性から、デジタル化が進む現代においても、依然として不可欠な情報伝達手段であると考えております。
国内の製造拠点は兵庫県尼崎市の神崎工場のみですが、海外にはアメリカ、ドイツ、タイ、ブラジル、マレーシア、シンガポールなどに関連会社を有し、グローバルに事業を展開しております。感熱紙事業においては世界シェア10%超を占め、国際的なニーズにも迅速かつ的確にお応えできる体制を整えております。
近年は、インバウンド需要の回復と拡大により訪日客数が過去最高水準を記録し、観光地や商業施設でのレシート・チケット発行機会が増加しております。これに伴い、感熱紙需要は今後も安定的に推移することが見込まれます。こうした環境下において、国内市場における感熱紙分野のリーディングカンパニーとして当社が果たすべき責務は、ますます重要性を増していると認識しております。
その責務を果たすためにも、持続可能な社会への貢献を企業の根幹に据え、安全・環境への配慮およびコンプライアンス遵守を最重要課題として、全社を挙げて取り組んでまいります。
さらに、きめ細やかな営業活動を通じてお取引先様のご要望を丁寧に伺い、長年培ってきた製造ノウハウを最大限に活用することで、既存製品の枠を超えた「新製品・新用途」の創出にも挑戦してまいります。新たな価値を提供し続ける企業として、社員一人ひとりが専門性を高め、総力を結集して事業のさらなる発展を目指してまいります。
末筆ながら、今後とも倍旧のご厚情を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。